英検準1級の長文問題

英検準1級一次試験の長文問題では、空所補充(長文の空所の文脈に合う語句を選択)が6問、内容一致(長文の内容に関する質問に答える)が10問の合計16問が出題されます。

英検準1級の長文問題の単語レベル

英検準1級の長文問題に出題される単語は大問1の語い問題に出題される英単語ほど難しい英単語はあまり使われません。

英検準1級の長文問題一回分5題すべての英単語をレベル別に難易度を確認したところ、長文問題で使われている英単語の8割弱が中学で学習する英単語でした。

空所補充問題

英検準1級の大問2は空所補充問題が2題出題されます。

大問の内容

大問2は、3つの段落(パラグラフ)、250語程度の長文問題が出題され、それぞれ1つの段落(パラグラフ)で1問、大問一つにつき3問、合計6問出題されます。

大問2は空所補充問題では、「接続語句を選択する問題」が1問、「主語の後に続く部分を話の流れに合う適切な述語部分などを選択する問題」が2問出題されます。

英検準1級の空所補充問題では、パラグラフ(段落)の順番通りに出題され、第1問が第1パラグラフ、第2問が第2パラグラフ、第3問が第3パラグラフに対応しています。

過去の問題では、1パラグラフ=`1問となっていますので、第1パラグラフだけ読んで第1問を解く、第2パラグラフだけ読んで第2問を解く、第3パラグラフだけ読んで第3問を解くようにすると、時間を節約することができます。

(出典:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/kakomon/2023-2-1ji-p1kyu.pdf

回答方法と対策(接続語句を選択する問題

「接続語句を選択する問題」では、文頭にカッコがあり、4つの選択肢から回答を選びます。

まずは、選択肢を読まずに、第1パラグラフだけを読みます。選択肢を読まない理由は、選択肢は4つのうち3つが嘘の情報なので、先入観を記憶に植え付けないためです。

パラグラフを読んで前後の文章から、例えば、上の問題選択肢(28)では、Above all(特に), Understandably(当然なことに), In contrast(対象的に), Nevertheless(にもかかわらず)から、意味が通じる接続語句を選びます。

「接続語句を選択する問題」では、前後の文章の流れを把握し、文章が読めるようになれば、正解を導くことができるようになります。

接続語句の意味がわからなければ正しい答えを見つけることができませんので、「英検準1級過去6回全問題集」に出題された接続語句は、不正解の選択肢を含めて繰り返し出題されるので、3回分を全て覚えるようにしましよう。

学習法は解説付きの「英検準1級過去6回全問題集」などの過去問を6回分、英和辞書を使わずに読めるまでに、復習をすることです。

回答方法と対策(述語部分などを選択する問題

「述語部分などを選択する問題」では、パラグラフの中にカッコがあり、4つの選択肢から回答を選びます。

回答は、選択肢を読まずに、設問の文章だけを読んで、第1パラグラフを読みます。

選択肢は4のうち3つが嘘の情報なので、先入観を記憶に植え付けないためです。設問の文章を読むのは、パラグラフを読む際に、設問でどこが問われているかを理解するためです。

「接続語句を選択する問題」でも、「接続語句を選択する問題」同じように、前後の文章の流れを把握し、文章が読めるようになれば、正解を導くことができるようになります。

内容一致問題

英検準1級の大問3は長文の内容に関する質問に関する内容一致問題が3題、10問出題されます。

大問3の内容

大問3 は、論説文の問題で、歴史、文化、社会、自然、科学など広い分野の長文問題が3題出題され、それぞれのパラグラフが理解できているかが問われます。

大問3の1題目は3パラグラフ・約300語・3問、大問3の2題目は3パラグラフ・約400語・3問、大問3の3題目は4パラグラフ・約500語・4問であることが多いです。

2023年度大問3の2題目The Soccer Warのように4パラグラフ・3問で出題されることがあります。

2023年度第2回英検準1級の大問3の第1題目では、このような問題が出題されました。

(出典:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/kakomon/2023-2-1ji-p1kyu.pdf

(出典:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/kakomon/2023-2-1ji-p1kyu.pdf

回答方法と対策

英検準1級の大問3の問題では、パラグラフ(段落)の順番通りに出題され、第1問が第1パラグラフ、第2問が第2パラグラフ、第3問が第3パラグラフ、第4問が第4パラグラフに対応しています。

ただし、例外もありますので、ご注意ください。

過去の問題では、1パラグラフ=`1問となっていますので、第1パラグラフだけ読んで第1問を解く、第2パラグラフだけ読んで第2問を解く、第3パラグラフだけ読んで第3問を解く、第4パラグラフだけ読んで第4問を解くようにすると、時間を節約することができます。

回答は、問題文の設問だけを読み、質問内容を頭に入れて、パラグラフごとに回答し、回答として選んだ選択肢と本文の内容が一致しているかを確認します。

それでは具体的な回答方法を詳しく説明します。

(1) 選択肢の設問だけ読む

(出典:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/kakomon/2023-2-1ji-p1kyu.pdf

まずは、選択肢の設問だけ読み、問題で何を求めているかを理解します。

この設問32では、「アメリカで19世紀にたくさんの大学が設立された理由」を質問しています。

(出典:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/kakomon/2023-2-1ji-p1kyu.pdf

(2) 本文を読んで解答を探す

本文を日本語に訳して解説します。

土地を売ることは富を増やすための一般的な方法だが、19世紀のアメリカの農村部の地主にとって、これは必ずしも容易なことではなかった。

当時の農村人口は少なかったので、地主たちは買い手を引き付ける方法を必要としていた。

その方法のひとつが価格を低く抑えることだったが、地主たちはもうひとつの戦略、大学の建設にも目を向けた。

カレッジは文化と学問の中心地であったからだ。カレッジは信じられないほどのスピードで建設され、1880年までにアメリカ国内のカレッジの数はヨーロッパの5倍になった。

一部の古いエリート教育機関を除き、米国のほとんどのカレッジは、ヨーロッパに比べ、その数は5倍以上であった。

(3) 選択肢を選び、本文と比較する

この設問32では、「アメリカで19世紀にたくさんの大学が設立された理由」を質問しています。

回答は選択肢4のBuilding colleges was a way for people who owned land in rural areas to increase the value of their land and attract more buyers.

日本語で解説すると、買い手を引き付ける方法のもう一つの方法が大学の建設であったからが、正解となります。

不正解の選択肢とその理由を解説します。

1 Increasing levels of wealth in rural areas led to more families wanting their children to receive a college education.
理由:rural areaでは子供に大学教育を受けさせていとは言及されていない。

2 Wealthy landowners built colleges as a way to improve their public image and ensure that they would be remembered after their death.
理由: public image と ensure that they would be remembered after their deathについては言及されていない。

3 Europeans living in the United States wanted colleges that would provide the same level of education that was available in their home countries.
理由:Europeans living in the United Statesについて言及されていない。

この問題は消去法でも完全に回答することができます。

(4)具体的な学習法

英検準1級の内容一致問題でも「英検準1級過去6回全問題集」を使います。

具体的な学習法は(1)から(4)の通り学習します。

(1) 英和辞典を使わずに問題を解く
(2) 解説を読みながら英文を読む
(3) 正解できなかった問題の解説は念入りに読み、理解できるようにする
(4) 英和辞典を使わずに読めるように復習する

大問3の2題目、3題目の内容

大問3の2第目、3第目の内容は、問題文の形式・内容ともに、大問3の1題目 と同じですが、大問3の3題目は4パラグラフで4問出題されます。

英検準1級長文問題のまとめ

「英検準1級過去6回全問題集」の6回分をしっかり学習します。

ゴールは6回分の長文問題が辞書なしで完璧に理解できることです。