英検準1級のリスニングは2級のリスニング問題に比べるとかなり難しくなっています。

僕自身英語コーチとして英検の学習法を教えていますがリスニングの学習方法がわからない方が多いです。

リスニングの学習方法は意外にシンプルです。過去問(過去に英検で出題された問題)を完全に聞き取れるようにすることです。

英検の過去問は、「過去6回全問題集」を購入するか、英検公式ホームページにてダウンロードすることが出来ます。

ダウンロードの方法はこちらの記事(英検の過去問を無料でダウンロードする方法)まとめています。

英検準1級のリスニングで出題される問題

英検準1級リスニングでは、3パートから29問出題されます。

学習する順番は難易度を考えて、Partr1、Part3、Part2の順番で、過去6回分のリスニング音源を聞き取れるようにするのが、僕が提案する学習法のゴールです。

まずは、それぞれのパートの問題について見ていきましょう!

Part1

Part1の会話(Dialogue)問題が 12題で12問出題されます。

会話の内容に関する質問に答える形式で、一度だけ放送されます。100語程度の男性と女性との間での会話とそれに関する質問を聞き、問題用紙の4つの選択肢の中から正解を選びます。

会話が行われる場所は、過去の問題を聞いていただけるとおわかりいただけますが、家庭・オフィス・学校・街の中等様々なシーンです。

英検準1級のリスニングではPart1が一番得点を取りやすいです。

Part1の具体的な出題内容と学習法はYouTube動画にて解説しています。

Part2

Part2の説明( Passage)問題が 6題で12問出題されます。

パッセージと呼ばれる150語程度の文章の内容を、1パッセージに付き2問出題され、、問題用紙の4つの選択肢の中から正解を選びます。

パッセージのトピックは、環境、社会、健康、自然、科学、文化などの学術的な問題が出題され、パッセージの内容も使われる単語も英検準1級リスニング問題の中では一番むずかしいです。

Part1と同じように、一度だけ放送されます。

Part2の具体的な出題内容と学習法はYouTube動画にて解説しています。

Part3

Part3は放送( Real-Life)問題が 5題で5問出題されます。

問題用紙に状況(situation)と質問(question)が印刷されています。

10秒で状況(situation)と質問(question)を読んでから、日常生活で実際にあり得る Real-Lifeな100語前後のパッセージを聞き、4つの選択肢の中から答えを選べる形式になります。

Real-Life問題では、電話の録音メッセージ、館内アナウンス、飛行機のアナウンス、ホテルでのチエックインなど日常生活で実際にあり得るシーンが出題されます。

質問は基本的にすべてあなたは何をすべきかなど適切な行動をとるものが多いです

Part3の具体的な出題内容と学習法はYouTube動画にて解説しています。