英検準1級ライティング頻出表現10選
難しい表現をたくさん覚えるより、使いやすい表現を組み合わせることが大切
英検準1級の過去問とサンプル問題の模範解答をもとに、ほかのTOPICにも応用しやすい表現を整理しました。
英検準1級では「その次」を書くことが重要
英検準1級のライティングで、
「理由は思いつくけれど、そこから英文をどう続ければいいのか分からない」
ということはありませんか?
準1級だからといって、難しい英単語や熟語をたくさん覚える必要はありません。
重要なのは、理由を書いたあとに、
理由
↓
次に何が起こるのか
↓
その結果どうなるのか
と、話を発展させることです。
今回は、そのために使いやすい10個の表現を紹介します。
理由をストーリーにする10表現
1. lead to + 名詞 ― ~につながる
2. result in + 名詞 ― ~という結果になる
3. help A (to) do ― Aが~するのに役立つ
4. allow A to do ― Aが~できるようにする
5. reduce + 名詞 ― ~を減らす
6. improve + 名詞 ― ~を改善する
7. increase / raise + 名詞 ― ~を増やす
8. benefit + 人・社会 ― ~に利益をもたらす
9. contribute to + 名詞 ― ~に貢献する
10. Therefore / As a result ― したがって/その結果
PART 1|結果につなげる
① lead to + 名詞
~につながる
lead to は、あることから次の結果へ話を進めるときに使います。
lead to economic growth
経済成長につながる
準1級では、「これは良いです」で終わらず、それによって何が起こるのかまで考えることが重要です。
② result in + 名詞
~という結果になる
result in も、あることから別の結果へつなげる表現です。
- result in higher costs
- result in more pollution
lead to と result in は、ストーリーの「矢印」を作る表現だと考えると分かりやすいです。
A → B
PART 2|人や社会への影響を書く
③ help A (to) do
Aが~するのに役立つ
例:
- help people save money
- help companies reduce costs
④ allow A to do
Aが~できるようにする
例:
- allow people to work more efficiently
- allow governments to improve public services
help と allow は、人・企業・政府などにどのようなメリットがあるのかを具体化するときに便利です。
誰が?
↓
何ができるようになる?
PART 3|増える・減る・良くなる
⑤ reduce + 名詞
~を減らす
- reduce costs
- reduce pollution
- reduce accidents
- reduce poverty
⑥ improve + 名詞
~を改善する・向上させる
- improve safety
- improve productivity
- improve people's health
- improve quality of life
⑦ increase / raise + 名詞
~を増やす
- increase business activity
- increase employment
- raise incomes
- raise tax revenue
増やす → increase / raise
減らす → reduce
良くする → improve
この3つを使えるだけでも、準1級の理由はかなり書きやすくなります。
PART 4|ストーリーの着地点を作る
⑧ benefit + 人・社会
~に利益をもたらす
- benefit individuals
- benefit companies
- benefit society
「最終的に誰にとって良いのか」を書くときに使いやすい表現です。
⑨ contribute to + 名詞
~に貢献する
- contribute to economic growth
- contribute to a safer society
- contribute to the development of society
理由を発展させた最後に、社会全体への影響を書くときに使いやすい表現です。
PART 5|結果を明確にする
⑩ Therefore / As a result
Therefore, ~
したがって
As a result, ~
その結果
「ここから結果を書きます」のサイン
細かな使い分けを考える前に、まずは「理由を説明したあと、その結果を示す表現」として使えるようにしましょう。
10表現は、バラバラに暗記しない
ここまで10個の表現を紹介しました。
ただし、一番重要なのは、これらを単語帳のようにバラバラに覚えることではありません。
表現を10個暗記する
↓
ではなく
A → B → C と話を進める
今回紹介した表現は、そのストーリーを英語にするための「部品」だと考えてください。
実際に3つの表現を組み合わせてみる
例えば、Costについて書く場合を考えてみましょう。
Cost
費用が減る
↓
お金を節約できる
↓
ほかの重要なことに使える
Online services can reduce costs.
↓ reduce
This can help people save money.
↓ help
As a result, they can spend more money on other important things.
As a result
このように、
reduce → help → As a result
と組み合わせることで、一つの理由を2文、3文と発展させることができます。
10テンプレートとの関係
英検準1級ライティング講座では、過去問を分析し、Main Bodyで使いやすい理由を10個のテンプレートに整理しています。
まず
10テンプレートから使えるものを探す
↓
そのまま使えない場合
↓
自分で理由のストーリーを作る
10テンプレートにそのまま当てはまるPOINTであれば、まずテンプレートを利用するのが簡単です。
一方、実際の試験では、10テンプレートに直接当てはまらないPOINTも出題されます。
その場合には、今回紹介したような表現を使いながら、自分で理由のストーリーを作る力が必要になります。
英検準1級ライティング完全講座
10テンプレートで攻略する
英検準1級ライティング
10テンプレート
+
関連するテンプレート
+
ストーリー作成
今回紹介した10個の表現は、自分でストーリーを作るときにも使うことができます。
ただし、実際の問題では、
- このPOINTから何を考えればよいのか
- どの表現を、どの順番で使えばよいのか
- Main Bodyをどのように発展させればよいのか
という部分が難しくなります。
本講座では、10テンプレートに直接当てはまらないPOINTが出た場合に、Main Bodyを組み立てるための「ストーリー作成テンプレート」も用意しています。
実際の問題を使いながら、POINTからどのように理由を発展させるのかまで解説しています。

