英検1級一次試験に合格

2020回第二回英検1級一次試験に合格した際の二次試験の受験の様子を会場到着から退出まで実際の試験の進め方などをレポートします。

①会場到着

会場はJR中央線四ツ谷駅から徒歩数分の日米会話学院で受験しました。

日米会話学院

英検1級の二次試験の試験会場が全国14受験地(札幌、仙台、横浜市、千代田、新宿・豊島、世田谷、新潟、名古屋、京都、梅田、天王寺、広島、福岡、沖縄本島南部)に限られています。

集合時間が14時に指定されていたので13時30分には会場につきまして、その回の一番乗りで受付が始まるまで並んでました。

受付が早く済めば付けば、試験までの待ち時間が少なくなります。

受付時にスマホを切るように言われますのでデータで勉強される方はノートや参考書などアナログな方式で準備しましょう。面接直前まで自由に参考書等を見ることができます。

②待合室

受付開始後に待合室に案内されます。

待合室は20人くらいの受験生がおり、教室は2つありました。

受付がはじまるまで参考書等を使うことができたと記憶しています。はじめに受験の説明があり用紙に記入します。

周りの受験者は「英検1級面接大特訓」を使われている方がダントツに多いです。

③面接会場

7人くらいづつ受験教室に誘導されます。

僕は一番の案内でした。受験教室には椅子が2つ準備され僕の前に一名待ってました。

その方が終わると僕の面接がはじまります。会場のタイムキーパーの方に呼ばれて受験会場に案内され二次試験はスタートします。

受験票のチェックなどがありますが、この時点でも参考書などは使えたはずです。

④面接の様子

 (1)入室と挨拶
アメリカネィティブの男性と日本人の女性の二人が面接官でした。面接官はマスクにフェイスガード、受験者もマスク着用です。

世間話から始まり、仕事について聞かれて受け答えをしました。ここは採点対象外と言われていますが力を抜きません。

ここで緊張してしまうと元も子もありませんから仕事などについて面接前に整理して答えられるようにしておきます。(英検1級の一次試験合格者でも緊張しますから。)

 (2)スピーチ
次にスピーチの紙をひっくり返して⑤つのスピーチを一分間で選びます。

ここでは答えられそうなトピックを瞬時に判断し2分間の内容を残りの時間で考えました。

僕が選んだのは「動物実験に賛成か?」という話題です。

スピーチが始まります。スピーチが終了後にかなり時間が余った様子でもうスピーチを終えるか確認されたので、「先程申し上げた内容にもう一つ理由を加えます」という感じで補足して無事2分間が終了。

トピックは自分が選んだ話題以外は忘れました。

 (3)Q&A(質疑応答)
次はQ&A(質疑応答)です。日頃英語を使っていない方にはかなりきついないようだと思います。

聞かれたことを始めに結論を出して理由を説明する感じで何問か聞かれました。かなり突っ込まれますので対策はしっかりしたほうが良いかもです。

 (4)退出
最後に紙をひっくり返してくださいという部分が聞き取れず聞き直しました。ということで受験のレポートでした。

どんな対策をしたか?

スピーチ

スピーチの基本は「英検1級面接大特訓」を英作文対策を兼ねて使っていました。

英検®一級の場合、英作文の問題と二次試験は聞かれる分野がかなり重なるので、英検®1級の英作文のテキストを面接対策に使用するのもいいかもしれません。

ニュースを見る時に日本語でも良いのでニュースを見ながら賛成・反対の立場を明確にしながら考えるようにしました。

最近であれば、例えば、「東京オリンピックは開催するべきか?」とか、「ワクチン接種は電話予約システムを取るべきか?」とか自分なりに考えると面白いかもしれません。

Q&A(質疑応答)

Q&A(質疑応答)は普段英語を仕事で使っている方は特別な対策は不要かと思います。

スピーチ対策で十分です。普段英語を使っていない方は聞かれたことを的確に答える訓練が必要です。

僕はテレビの日本語を脳内で英訳してそれに反応する訓練をしています。

オンライン英会話の役に立ちますが、日常会話ではなくテーマを決めて質疑応答するコースを使うと英検®1級二次試験対策になります。オンライン英会話は目的を明確に決めてやらないと自己紹介の名人になって終わりですから。

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