音声教材がない英語の問題が多いのですが、比較的簡単に音声教材化することができます。

英検協会では過去3回分の問題をホームページに公開していますが、その問題をテキスト化して、機械音声読み上げソフトで音声家できれば、独自の音声教材にする方法を説明します。

英検の過去問を使用される場合には著作権に配慮して法令に逸脱されない範囲でお願いいたします。

問題をテキスト化する方法

問題をテキスト化するには、(1)手入力、(2)音声入力、(3)コピペの3つの方法があります。

(1)手入力

まずは、手入力、これでOKな方は少ないかと思います。やはり時間がかかります。

(2)音声入力

次は、Google DocumentやWordの音声入力を使って、自分で読み上げて、テキスト化する方法ですが、これは意外と難易度が高いです。

発音の訓練にもなりますのでやる価値はあると思います。

Google_Documentであれば、ツール、音声入力を指定し、

英語を選択して、問題を読み上げます。

(3)コピペ

最後は、PDFをコピペする、最も簡単な方法ですが、はじめに直面する問題は、英検の問題はコピーができないのです!

簡単な方法でコピーすることができます。

英検の問題はコピーができない

公式HP上でも、ダウンロードしても、英検の過去問の長文をコピーしようとするとこんな感じで、コピーという文字が消えてしまって、コピーができないのです。

英検過去問コピー

そこで一つの作業を追加することでコピーできるようになります。

コピーが可能になる方法

偶然、気がついたのですが、英検の公式問題をダウンロードする時に、別名に保存ではなく、「PDFで印刷」選択し、別の文書として保存します。

windowsのパソコンがないのでMacの場合だとこんな感じでPDFに保存します。

英検公式問題のコピー

保存されたPDFを開けると、こんな感じでコピーができるようになります。

英検コピー

テキストスピーチソフトで読み上げ

リーディングの問題も含めてコピーができるようになりましたので、TTS(Text to Speech)ソフトで読み上げます。

無料でインストールなしで、オンラインで仕えるTTS(Text to Speech)ソフトをご紹介します。

TTS Readerというソフトです。https://ttsreader.com/

英文を入力すると、イギリス、アメリカ、インド、アイルランド、南アフリカのイントネーションで、機械音声が読み上げてくれます。

いちばん自然感じがしたのは、「ENGLISH, US, G」と言う女性の声でした。

各国アクセント

矢印の部分に英文を入力するだけです。

音声読み上げ機能以外に、MP3などで出力できると良いのですが、無料でインストールなし、会員登録なしで、仕える手軽さが魅力的です。

TTS_Reader

一日に読み上げる上限がありますが、こちらのサイトTTSMP3(https://ttsmp3.com/)ではMP3で出力することができます。